近自然という考え方にふれて
昨日、スイス近自然学研究所代表 山脇正俊さんの「近自然学セミナー」に参加してきました。
持続可能な社会を構築していくための考え方、そしていろいろな事例も教えていただきました。
豊かで健康で心地よく生活していくためには・・・
そして実際に自分はどうしていきたいのか。
いろいろと考えさせられました。
お話を聞いた後に心に残っているのが、
ビジョンをもち、未来志向で、そのために今なにをするのか?を問う。
自然、人間どちらをとるのか、ではなく、どちらにもいい方法を考える。
いつも当たり前だと思っている価値観について、本当にそうなのか?を改めて自分に聞いてみる。
そして「気持ちがいい」という基準、いいなぁって思いました。
そんな話を思い出しながら、
最近は、何事もどちらが「正しい」「正しくない」という形で物事を決めていくことって減っていくんじゃないかなって感じる。
人間と自然との間だけではなくて、人間と人間の関係もきっとそう。
相対するものや人がいて初めて自分のことがわかる、というしくみも確かによくわかるけど、相手を受け入れて、そこを越えたところでお互いのために何かを決めていく形って、実はもうすぐそこなのかも。
価値観を改めて問い直すことも、どちらにもいい方法を考えることも、どんな未来を作りたいかの共通したビジョンをもっていれば、何だかできそうな気がする、と感じた時間でした。